ガムを自作する

めざまし調査隊(@めざましテレビ)でガムの自作方法、という内容を放送していた。ある意味興味深いので淡々と記録してみる。

  1. 強力粉 100g に 水 50g を加えて混ぜる
  2. まとめてこねる
  3. しっかりこねる
  4. ひたすらこねる(15分以上)
  5. 水を入れたボウルの中で揉み洗いする
    水が白く濁らなくなるまで繰り返す
  6. 水にさっとくぐらせてから常温で 1時間ほど寝かせる
  7. 形をつくり、(表面に)味を付けて完成

おつかれさま。
グルテン蛋白質の一種)を小麦粉から抽出し、ガムベースの代用品とするというわけ。少年向け科学読み物などでは「グルテンを抽出して遊ぼう!」という記事が出てくることは知っていたし、それがガムのようであることも理解の範疇であったが、ほんとうにガムとして噛めるとは思ってもみなかった。プチ落鱗。ただしこのガムは市販のガムのように味を練り込むことができない*1ので、表面に付着させるしかないそうだ。とはいえ 20分以上噛み続けることのできる立派なガムとなるらしい。「賞味期限」に関しては特に触れていなかったが、ナマの蛋白質のカタマリである以上、せいぜい数日以内に賞味し、廃棄しなければならないだろう。
「ガムを自作したい!」というニーズがいったい世の中にどの程度あるのか私(おうる)は寡聞にして知らない*2のだが、やってできないこともない、というレポートであった。

*1:できないことはないはずなのだが、それなりの技術が必要ということだろう。

*2:nutrition という側面を抜きにしては語ることのできない普通の料理とは異なり、生命維持とは直接関わりのないお菓子・甘味作りというのは、作ったあとに分かち合う「豊かな時間」みたいなものも含めてのホビーだと思われる。そういうことから考えても「これ、あたしの作ったガムなんだけど、噛んでみて!」といわれて差し出された「それ」を口にしたいと思うかといえば、少なくとも私(おうる)は、否。