父親の言葉

小学生ぐらいだったろうか。ゼリーか、ムースか、頂き物のお菓子を食べていたところへ父親登場。母親が「おとうさんも食べる?」と、父親「そういう軟弱なものは食べねぇんだ、オレ。」
それ以来、柔らかくて甘い食べ物は「軟弱なもの」に決定。家族でしばらく「軟弱なもの」というカテゴリが定着した。
言わずもがな、ヨーグルトなどは軟弱系の代表選手である。私(おうる)は、父親になっても少しもおかしくない歳でありながら、軟弱なものがことごとく大好きである。タピオカ然り。白玉然り。くず餅然り。ただ、ゼリービーンズだけはイマイチ苦手。「軟弱さ」が足りないのだろうか。
そして今日も軟弱道を邁進中。