傘袋をなくした

朝から傘が必要な雨。日中延々降り続き、夜までだらだらと残った。
夜、折り畳み傘のストラップに結びつけておいた傘袋がなくなっていることに気付いた。恐らく、なくしたのは朝のうちだろう。ということは、まず間違いなく戻ってこない。傘の機能自体には何らの遜色もないのに、たったこれだけのことでもう傘が台無しになってしまったかのような気分になるのは何故だろうか。

  • 傘袋だけの再入手はできないから。
  • 傘袋のちょうどよい代用品など無いから。
  • 拾ってくれる人などいないから。
  • 拾われたとしてもまず自分の手許には戻ってこないから。
  • 拾われたとしても使い道がないから速攻で捨てられるのが目に見えているから。
  • 傘袋の機能的性質上、紛失するのは雨天時であり、ほぼ確実に紛失後間もなくどろどろになっているであろうから。

ともかく、気分的にかなり Low である。今回は更に

  • 先日、1ヶ月ほど前だったか、雨天時の駅の改札付近で偶然にも私(おうる)の使っている折り畳み傘と同じ傘袋が落ちているのを見かけた。私(おうる)の目に狂いがなければ、それはまずもって私(おうる)のと同じものだった(無印良品の傘なので、現実的にありえない話ではない)。拾っておこうかと一瞬思ったのだが、やめておいた。因みにそのとき私(おうる)は傘を使用しておらず、鞄の中にしまったままだった。
    …というようなことがあったため。

今思えば、1ヶ月前に見かけたあの傘袋は、今日なくした私(おうる)の傘袋だったのかもしれない。…などという SF 的オチをつけてゴニョゴニョしてみる。