徘徊も程々にしないと

定期代を節約するという合理的且つ強引な理由で、JR 3駅分の徘徊を企てる。結局堂々巡りをしたり、「谷中ぎんざ」なんていうちょっとした異空間にさまよい込んだり、でもって最終的には以前歩いたルートに出てしまったりと、登ったり下ったりふらふらと約 1時間、約 5.2km 。手はぱんっぱんにむくみ、足も棒のようになり、甚だ疲れてやっとの思いで駅へと辿り着く。それなり収穫もあったといえばあったが、流石に今日のはちょっときつかった。
でも、よいこともあったようだ。乗った電車の車内アナウンスによると、約 60分遅れで運転中、とのこと。どうやら私(おうる)が徘徊に出発する直前頃に、人身事故とトラブルが立て続けに発生していたらしいのだ。つまり、まっすぐ駅に向かっても、結局 1時間近くは足止めを喰うことになっていたようだ。…まあ、これを「よいこと」と言ってしまってよいかどうかはよく判らないのだが、とにもかくにもタイミング的には絶妙だったようだ。