温度が下がらない

owl2006-07-13

湿度について考えることが多いのに、いまいる場所の湿度について情報が無いのもいささか不愉快なので、ひとつ調達してみた。バイメタル方式の湿度計つき、これまたバイメタル方式の室内用温度計。ホームセンターにて、\600.- 。写真では大きさがよくわからないが、縦横 約7cm 、厚さ 約1.2cm のコンパクトなもの。ほんとうは乾湿計が欲しかったのだが*1、そもそも「測定した『温度』が『正確か』どうか」ということについて本質的な疑問があったりもするので、そこはそれ。
で、わかったこと。エアコンを回しても温度が下がらない。しかし、湿度がすごい勢いで下がる。もともとニュートラルな(なにもしない)状態で湿度が 60% より高くなることがあまり無いようだ。概ね 55% 程度。しかし、外気温 30℃程度の状態でも室温は放っておくと 33℃に達する。この状態で不快指数は 83 ぐらい。エアコンを作動させると、ガンガン利かせても 28℃以下にはならない。概ね 30℃で留まる。しかし、湿度は 40% 近くまで下がるのだ。道理で、エアコンをつけていると寒くもないのに鼻の具合がおかしくなるわけだ。この条件で不快指数を見積もると 77 ぐらい。ここまで落ちれば私(おうる)にとって環境的に充分であるといえる。ただし、自分が過ごすに充分だとしても、ここにチョコレートを置いたままにしてはいけないことは明らかである。
若干、数字に振り回されている感が否めないが、自分の現在いる環境が客観的に把握できるのはいいことだと思った。これで \600.- ならば安いものだ。

<form name="f" action="undefined">
気温:<input size="4" type="text" name="t" value="25">℃
  湿度:<input size="4" type="text" name="rh" value="60">%
 <input type="button" name="submit" value=" → " 
onclick="javascript:f.DI.value=Math.round(0.81*eval(f.t.value)+0.01*eval(f.rh.value)*(0.99*eval(f.t.value)-14.3)+46.3)">
 不快指数<input size="4" type="text" name="DI" readonly>
</form>

Javascript の走れる場所に置いてあげればたぶん使えると思います。

■ 【追記】なお、

エアコンを作動させても効きがよくない、とりわけ夏場、暑くなってきてから温度が下がらなくなった、という場合、エアコン室外機に直射日光が当たっていないだろうか。湿度はよく下がるのだが温度が…というケースならば特に室外機の過熱を疑ってみるとよい。対策としては、室外機周辺の風通しをよくするのは当然として、直射日光が当たらないように、日除けを設置してやるのが手っ取り早い。専用品もさまざま発売されているようなので時間のある人はホームセンターなどを物色するのも楽しいと思われるが、要は直射日光により室外機が温まらないようにしてやればよいのだから、日曜大工でトタン板とか、断熱用銀マットを付けてやるだけでもかなり違うはずだ。(ただし風で飛ばされたりしないような設置が必要。)

*1:脱脂綿巻いて自作すればいいことはよくわかっているのだが。