本日も、あとのせさくさくけんさくさん。
かかってきなさいけんさくさん。妖怪どろなわーがお相手しよう。(何者)
貴社の社員さんがいいイラストをお描きになってるじゃありませんか。
←こんなの。
(…あ、もうお辞めになられたとか?)
その他に当研究所で把握している nautilus 関連画像は
ドイツ製*1(製造は中国またはスリランカ)の、これは流石にペイントが雑だが、実際模様のパターンと色の比率はかなり個体差がある。
あと、なかみの様子を知りたければ、国立科学博物館の常設展示に標本がありましたよ。
(外観だけでよいなら、上野まで行かなくてもちょろっとラジカン 4階でフィギュアを見てくるという手があったりw)
オウムガイの殻が入手したいのであれば、国立科学博物館のミュージアムショップで運がよければ入手可能。ラインナップとしては、小型のもの丸ごと、小型のもので表面研磨されたもの、大型のものスライス標本など。何故運がよければ、かというと、捕獲量の激減と産地の政情不安から安定的に入荷されていないから。どうしてもというのであれば、ミュージアムショップを通じて業者に連絡してもらってみるといいでしょう。1個ぐらいなら取り寄せてもらえるかも。(白戸さん、まだショップにいらっしゃるかな。)
おまけで、参考的に蘊蓄。
「体管」の位置、即ち、殻でいうと隔壁にあいている穴の位置が違う、というのがポイント。いちばん注意すべき点は「現生のがオウムガイで、化石(絶滅したの)がアンモナイト」ではないということ。オウムガイ類も古生代から*2化石で出ている。
- オウムガイ参考書籍:「オウムガイの謎」筑摩書房(ISBN:4480041079)
- アンモナイト参考書籍:「アンモナイト学」東海大学出版会(ISBN:4486031547)
- 【余談的参考】オウムガイの味について:http://web.archive.org/web/20021205081032/http://www.powertoday.com/gedou/nautilus/