改ざん可能

いまだにメールでなく FAX で情報のやりとりをしているロートル・ローテクなオフィスでも、流石にレーザー複合機の導入ぐらいは為されているだろう。そこでです。
記録紙が感熱紙であったときには、届いた FAX の内容改ざんはほぼ不可能だったが、普通紙に普通のコピーと同様の方式で出力する FAX の場合は、ほぼばれない改ざんが可能である。なにか余計なメッセージが書かれていた場合、ホワイトで消して、普通にコピー。原本は破棄。200dpi ・ 2階調の FAX 画質では、画質の変化から発覚することはない。
「まるまる 1枚、送信された FAX を、読んだら破棄する、でいいじゃないのか?」と思うかもしれないが、残念ながら通話記録というかたちで送受信された形跡は残る。
QRコードでメッセージを送るなんてことは簡単に出来そうだ。FAX 担当みたいな立場のひと、取引先のひとと FAX の隅っこで遊んでみてはいかがでしょう?