わりと念願のゲット

きょうびバードコールなんて珍しくもないし、どちらかというとバードコールなんて使っている人間は本気で鳥を愛しているとは言えないわけで*1、別に食指も動かなかった次第。というか私(おうる)の場合、鳥と話をするのにバードコールなど要らない。
しかし、その素材が椿の枝とあっては、話が違う。
今となっては材料が手に入らず、生産もほとんどされていないらしい。おそらくは、これがほぼラストチャンス。椿のバードコールは、硬くて締まりも良く、適度な油分を有するという材の特性ゆえ、使い込むことによって音色を練り込んでゆくことができるという楽しみがある。鳥がどうこう、というよりはむしろ、楽器としてのそれを追求してみよう。これで \1,155.- ならばそれほど高い買い物ではないかな(と、言い訳)。

*1:もともとはといえば、バードコールは狩猟の小道具だったのだ。そういう歴史的背景を無視するにしても、まっとうな鳥屋はバードコールを外道扱いする。