向井秀徳さん

椎名林檎と対談していたわけだが。
歌は、狂おしいまでに全く純粋に理解できない。いいとか悪いとかそういうことから数億光年以前の問題で、なにも、きれいさっぱりなにも響かない。我慢して最後まで聞いてみた*1が、結局最後までなんなんだか。正直、気持ちが死線に限りなく近づき、平坦に平坦になってゆくだけだった。自分の中で「何も起こらない」という不愉快さだけがつのり、つのってゆく。
現代版のお経? …いやいや、お経のほうが余程。どちらかを死ぬまで強制的に聴かされる(という拷問がもしあった)ならば、私(おうる)はお経を聴いて死ぬ。
好きだという人の気が、心の底から知れない。どちらかというと、このまま放置すれば椎名林檎まで嫌いになりそうだ。

*1:聴くとかそういうものではない。聞く。