吊革泥棒は犯罪(窃盗罪)ですから、んなわけで。
昔、高校の教室の黒板のところに、吊革が何個か提がっていた。意味は全くもって分からないが、シュールでちょっとおもしろい趣向であった。勿論、誰かがいたずらで取り付けたものである*1。有り体に言えば、プラスのドライバーが 1本あれば吊革を取り外すのは簡単である*2のだが、簡単だからといってそれをやってしまっては犯罪である。車内吊り広告でも、駅ポスターにしても、たまに「人気ゆえ盗難が相次ぐ」なんて話がちょくちょくあったりしたが*3これも歴とした犯罪であり、悪質な場合はしっかり訴追される。
鉄道ポスターは話が違うので別にするとして、鉄道用品・鉄道金具というのはその質実剛健な風情とか、実用性とか、強度とか、一部の人間(必ずしも「鉄分」の濃いひとに限らぬ)には垂涎の的であるが、これがまたなかなか入手できない E難度アイテムである。理由は、製造メーカーが本来の取引先以外には絶対に出さないでいるかららしい。いきおい中古品放出セールみたいなのを狙うより他はなく、それも大抵はコレクション対象だから結紮金具とかそういうのは一般人の入手はまずもって不可能と思っておいたほうが良さそう。
だが、ひとまず最初の壁がひらいた。
- 電車市場 銘板・吊革・鉄道部品:http://www.rakuten.co.jp/tetsu/614019/
吊革、しかも新品(個別販売用に特に生産されたもの、とのことであるが)が購入できる。決して安くはないが、クラフト系のひとには大いにインスパイアするものではないかと思う。「革」の部分に改良を加えて「マイ吊革」*4を常備すれば、激烈ラッシュにも安心*5。プレゼントにも最適!*6
因みに情報源は私たんニュース(2005/05/28)。私たんは意外と「鉄分の濃い」ひとなのかもしれない(邪推)。