カフェインとその効果について軽く整理しておく

owl2005-04-17

ほんとうかどうかは私(おうる)および熾火研究所の関知するところではない。

  1. カフェイン[caffeine]:アルカロイドの一種。
    C8H10N4O2 分子量 194.19。
     HGS 分子構造模型*1で組んでみた。
  2. カフェインには覚醒効果のほかに鎮静効果もあるらしい。ただし一般には、カフェインは覚醒効果や興奮作用がほかの薬の鎮静効果を阻害することがあるとされ、カフェインそのものの鎮静効果について触れられることは少ない。しかし事実として私(おうる)は就寝前にコーヒーを飲む習慣をしばらく続けていたことがあった。「コーヒーを飲むと寝られなくなる」というが、そのひとの体質やそのときの体調によると考えられるし、恐らく心理的なものも大きいのだろう。
  3. 利尿作用もあり。トイレになかなか行けないシチュエーションでは避けるのが無難かもしれない。(勿論体質によるだろうが)
  4. おまけだがコーヒーには胃酸の分泌を促進する効果もあると聞いたことがある。で、食後のコーヒーはそれなりに合理的だという話だったか、あるいは、空腹時には避けたほうがいいとかそういう話だったか。
    また、この胃酸分泌促進作用がカフェインによるものなのか、それともコーヒーに含まれるその他の成分によるものなのかは、今となっては忘却の彼方。
  5. カフェインが摂取されてから体内でその覚醒効果が作用し始めるのは、30分程度のタイムラグがあるらしい。だから、眠さの限界に達した時点でコーヒー、茶、カフェイン剤などを摂取しても手遅れになることがある。
    最近「仮眠のすすめ」をそこここで見かけるが、仮眠に入る前にカフェインを摂取するのも良い方法らしい。*2仮眠終了後にカフェインが効き始めていいかんじ、ということのようだ。
  6. カフェインにも習慣性があり「カフェイン中毒」(あるいはコーヒー中毒なのか?)とも言えるケースがあるらしい。

*1:http://pub.maruzen.co.jp/cd_others/hgs/hgs1.html

*2:理想的な仮眠の時間は 10〜15分、長くても 20分。入眠後、このくらいの時間で一度睡眠が浅くなるのでそのタイミングに合わせて起きてしまえば寝覚めがとてもよい。また、それ以上寝てしまうと身体が本格的な睡眠モードに入ってしまうという。

*3:http://spica.tdiary.net/20041002.html#p12 より。記して謝意に