しおU.F.O.

幼少のみぎり、私(おうる)はエビが苦手だった。食べられなかった。恐らくは記憶に残らないほど小さかった頃に食べたエビがなにかまずいことになっていたかどうだか*1で、拒否反応が擦り込まれたのであろうと思われるが、理由はともかくエビを食べることができなかった。当然ながら寿司のエビも駄目。エビ天などもってのほか。「エビが駄目なんて言ってたらね、あんた、日本食なんか全部駄目ってことだよ」などと言われたがそれでも駄目なものは駄目なのであり、それで喰われない日本食なら一生食べることなく過ごしてやるわい、ぐらいに思った。
そのころの私(おうる)のキャッチフレーズは「エビと計算は苦手」であった。
その後、いつの間にかエビに対するトラウマは払拭されていたよう*2*3、現在はエビも普通に食べる。エビ味も全く平気。
…ええと、余談がかなり無駄に長くなってしまった。要するに、「俺の塩」に始まったカップ塩焼きそばの歴史*4に新たな 1ページをくわえるべく満を持して登場した「しおU.F.O.」。正味な話、私の舌にはあまりマッチしなかったという結論。そしてそれは別に、エビフレーバーの所為ではないと思われる。

*1:または口の中を激しく切ったとかかもしれない

*2:実際は、かっぱえびせんえびせんべいカップヌードルのエビ、というようなプロセスで克服は為されていったようである。

*3:計算は相変わらず苦手なままである。

*4:実際は「俺の塩」が最初ではないのかもしれないが、実質的に「俺の塩」が歴史を開いたことになっているといっていいと思う。