QRコードを「手作業」で作製する?… from 子供の科学 2004年12月号

『ナゾのしましま正方形・QRコードを解読する!!』(pp.44-49)
QRコードに関する技術的な(といっても小学生向けに噛み砕いた表現の)解説。そして実際に QRコードエンコードする手順を、実例を示しながら説明。

  1. 文字をモードごとに分割
  2. それぞれのモードごとに 2進化
  3. データの結合
  4. 剰余ビットの付加
  5. 誤り訂正符号の付加
  6. 機能パターンを配置
  7. データの配置
  8. マスキングパターンを被せる
  9. 形式情報の配置
  10. 完成

だそうだ。なるほど。
そういえばそうだ、完全手作業で QRコードを生成するというのは やってみれば意外とできそうな位置にある課題と言えるだろう。作図自体は方眼紙をペンで塗りつぶしてゆけばいいわけで、かなりデリケートだとされるバーコードに比較すれば遥かに簡単だ。手作業で作った QRコードの読み取りが成功したらそれは嬉しいだろうなぁ。
とは言うものの、冗長ビットの算出などは少々面倒臭そうだ。「子供の科学」の記事でも、必要以上の難解化を防ぐためか、冗長化のプロセスなど一部内容については詳しく触れられていない。(興味のある人は仕様書を入手して調べてみよう、と記事中にもある。)
面白そうな課題ではあるので、いつかチャレンジしてみようとは思う。