どちらかというと別の方面で目から鱗

今日の「トリビアの泉」、たまたま半分(勿論後半)だけ観ることができたわけだが、運命的な引きで再び*1の「日本刀対決」をまのあたりにすることになった。

  • 日本刀とマシンガンが対決したら [マシンガン] が勝つ。
    • 純粋に武器としての性能をたたかわせるため、固定した日本刀に向けてマシンガンの弾を引き金 1回で撃ち尽くせるだけ撃つことで、両者の対決とする。
    • 日本刀は前回ピストル対決の時と同様の「久山」(くざん)を使用。
    • マシンガンは米陸軍使用モデルである、ブローニングM2(50口径)を使用。12.7×99mm の M2ブローニング重機関銃弾 を初速 894m/s で 100発連射する。
    • 日本刀とピストルの距離は弾速の落ちない 5m 。
    • 日本刀は動かないよう柄の部分から叩き込み固定。
    • マシンガンを日本刀の刃に正中させ、弾を発射。
    • 結果、7弾目で日本刀が折れ去った。
    • 日本刀は 1弾目から刃こぼれし始めていたが、6弾目までは弾をまっぷたつに斬っていた。

対決としてはいくらなんでも無謀であった。かたや実戦で使用されることすらもはや無い白兵戦兵器、かたやヘリコプターさえ墜とし、そのパワーゆえ対人使用が禁じられている現役重火器である。9mm拳銃弾を使用する UZIサブマシンガンならきっと…いや、多くは語るまい。
まあその結果はともかくとして。
対決に使用された日本刀を製作した刀匠、小田紘一郎(小田久山)氏は、実はアメリカでカスタムナイフメーカーとしてのキャリアが長く、刀匠としてのキャリアは 6年。還暦を迎えてなお「気鋭」の部類に属する、というべき人物だったのだ。
このひと。→ http://www.meikoukai.com/contents/town/06/6_34/
なるほど、よくあんな対決を承諾したものだ、とか、渡米までして…とか、前回の放送を観て思っていたものだが、「ついこのあいだ」までアメリカにいたというのなら妙に納得。いや、なんか納得いかない。別にいいんだけど。

*1:補遺。id:DocSeri:20040923#1095908802 さんに拠れば「三たび」らしい。因みに私(おうる)が以前観たピストル対決のレポートは id:owl:20040505#p1 。
「第2弾」は「日本刀とウォーターカッターが対決したら日本刀が勝つ」。2004/07/28放送。