炭酸飲料の炭酸を抜くことに関する一考察
以前も話題にしたことがあったが*1、炭酸飲料の炭酸を効率的に抜くのはあまり簡単なことではないというのがこれまでの経験的考察。温めれば炭酸は抜けやすくなるのは道理としても、平衡に達するまでの時間はわからないし、経験上それは結構かかることのようだ。温めると味が変わってしまうものもあるだろう。
真空に引けば恐らくは。
とはいえ、真空ポンプとデシケータをそのために購入など到底現実的ではない。大学など研究施設の実験室に設置してある真空デシケータを流用するという手は、技官さんが嫌がるだろう。
そんなわけで思索半ばで保留していたわけだが、随分忘れていたものをふと思い出した。キッチン用密閉容器で減圧装置が付いているものが普通に販売されている。円筒形のものは望遠レンズの保管に用いたりもするため、同じ商品がカメラ用品店で販売していたりもする。私(おうる)は以前、実験機器のパーツで湿気に曝してはいけないものの運搬と保存に用いたことがあり、結果は良好であった。
備忘録としてリンク。
真空式密閉容器(フレッシュロック):http://www.rakuten.co.jp/sdma/243526/243594/252168/
【後日追記】 Discontinuous らしい。【2011/08/15】
ネットで探したら、ポンプが別売りのタイプもあった。こちらはキャップだけのものもあり、一般のガラス瓶などで利用可能らしい。
機会があったら実験してみようと思う。