あんこで決まるそれ

日本橋うさぎやさんにはうさぎまんじゅうがないそうだ(→うさぎっぽいそれはあるのだが、練りきりタイプらしい)。急速にがっかり度上昇。仕方がないのでどらやきに気持ちをシフト。風の噂で「どらやきというものに対する考え方が変わるほどのそれ」とまで言われるからには、そう、是非とも試してみなくてはなるまい。これまでの人生においてあまりどらやきに対して興味を示してこなかった私(おうる)も今日という日に考えを改めることになるのかもしれない。
で、結果。
確かに美味しかった。でも、どらやきどらやきであって、それは私(おうる)をして個人的和菓子思想体系を大幅に書き換えせしむるほどのものではなかったと感じた。確かにこのあんは絶品だ。しみじみと美味、他ではなかなか味わえないかもしれない。この皮も素晴らしい。絶妙な柔らかさと弾力。でも、飽くまで「素晴らしいどらやき」。行き着くところまで行っても(どこなんだ)、どらやきどらやきであった。
…。
なんだかんだ言ってうさぎまんじゅうに未練があったもよう。まだ日本は(というか、私(おうる)±△d の日本)は端から見た場合の平和度が結構高いこと請け合い。茶がうまいうちはまだ大丈夫だ、いろいろと。って茶は飲んでないのだけど。(いかんぐだぐだだ。)