津軽拳

owl2004-04-14

青森では全く逆ルールの「じゃんけん」があるらしい。しかも最近の話ではなく、むしろ戦前(←死語?)は青森地方に通常ルールのじゃんけんは無かったそうな。

 呼名意味解釈
グーニギリにぎり飯農民
パーヒラ公家
チョキヤリ槍(武器)武士
農民<武士<公家 …で、公家は農民の作る米を食べるから 公家<農民、だそうだ。(蛇足ではあるが、全国標準ルールでは、グー(石)<パー(紙)<チョキ(ハサミ)。)
「さかさじゃんけん」「津軽じゃんけん」「津軽けん」あるいはただ単に「けん」(拳)など、さまざまな愛称で呼ばれているようだ。現在は、青森では老いも若きも両方のじゃんけんのルールを適宜使い分けているとのこと。
以上、「走れ!!めざまし調査隊」(2004/04/15)より。備忘録として記載。

■ 軽く追記

2006/04/27 現在、「津軽拳」で検索すると当研究所(跡)がトップでヒットする。正直、嬉しくも何ともない。何故そんなひねくれきったことを敢えて言うのかというと、ここがヒットするということはつまり、ここ以上に有益な記述がネット上に見当たらない、ということである。なんということだろうか。淋しい限りである。
もうちょっとこう、津軽にほとんど縁もゆかりもないこんな東京のはずれの廃墟と化した研究所(跡地)が引っ掛かるんでなしに、地元の郷土資料館とか教育委員会、せめて中学校のサイトとかガンガン引っ掛かるべきではないのか。つか、民俗学者あたりがもうちょっと張り切ってくれていいんじゃないのかな。