HAPPY? SAD?

「よく弾むボール」と「全く弾まないボール」の 2個をセットにしたものが販売されている。
1個は普通の所謂「スーパーボール」であり、もう 1個は衝撃を吸収する性質を持つ制振エラストマーからなる球体である。購入当初は見かけではほとんど区別が付かない。硬さは若干異なるが、いかにも弾みそうなほうが弾まなかったりする。
しばらくいじったり、床に弾ませたりしているうちに「よく弾む」ほうはつやが出てきてしまうので、見た目でばれるようになってきたら細かい紙ヤスリ（#400 以上）でこすってあげるとよい。
ただの 25mmφ ゴム玉 2個に \580.-（税別）は少々高くつく。だが、試してみたいことがあり、好奇心には勝てなかった。それは「弾むボールと弾まないボールを紐で繋ぐとどうなるのか」。
結果：想像していたよりもつまらなかった。
「抑揚」（「高揚」と「抑制」）を鎖繋しても新たなものは生まれないようだ。