アシンメトリ

owl2003-09-25

優に 10年以上使用しているサイン。サインというよりはモノグラムか。
所謂(小学校算数で言うところの)「点対称」である。もう少し専門的な表現をすると「二回回転対称」。では、所謂「線対称」はその「専門的」なる表現で言うとなんなのか。「二回回反対称」だそうだ。3次元に演繹して考えれば「鏡面対称」に同義。
(…間違ってたら指摘してください。)
ほんとうのことを言うと(言わなくてもわかることだが)、上掲のサイン、実際にはかなり「点対称」ではない。ひっくり返してみるとよくわかる。

それなりに努力して描いてはいるのだが、どうしても「y」の「頭」が大きくなるし、「h」の「背中」が丸くなる。意味ありげな無さげな「ピリオド」など無くたって、そもそもアシンメトリ(非対称)。
しかし、試しに「全く同じかたち」で描いてみる(複写などしてみる)と、これがまたなんだかつまらなくなってしまう。どういうものか。まさしくここが、本来ならばすっきりとした幾何データにしてしまいたいところであるにもかかわらず、いまだにわざわざ手書きしたものを取り込んで使用している所以である。
勿論、技術不足は否めないのだが。