嘘とかほんとうとかどうでもいい気分

owl2003-04-01

エイプリール・フールに、
とっておきの真実を語るために、
友よ、私は、
毎日嘘ばかりついて暮らさねばならぬ。
 (ストーン=ブレイン)



私の人生において「人の意表を突く」とか「試しにとんでもないことをしてみる」というようなモチベーションは、安野光雅「手品師の帽子」からかなりもらっている、そんな気がする。
「手品師の帽子」は、しがない吟遊詩人が主人公の長編冒険小説。正当派ファンタジイストには到底受け容れ難い問題作。
そんな安野光雅の「本業」は画家。「旅の絵本」シリーズが有名だろうか。「あいうえおの絵本」「ABCの本」「はじめてであうすうがくシリーズ」などもずいぶん熱狂して読んだものだ。
【後日追記】 関連情報:模索する私(nobodyさん)


参考までに「手品師の帽子」は

のすべてが現時点では絶版となっているらしい。残念ながら私(おうる)の手許にも、ない。