スプーナリズム

owl2003-03-29

音韻交替」「頭音変換」「頭音転換」「スプーナー誤法」などさまざまな呼び方をされるようだ。横槍学問な私(おうる)がいろいろ書くとツッコミどころ満載の穴だらけになりそうだから、とりあえずリンクだけいくつかピックアップして張ってみる試み。
私がこの「spoonerism」という語と出会ったのは高校時代である。英語の課題と取り組んでいたときに、英和辞典で偶然余計な項が目に留まった、それがこの語だった。注意力散漫なのもときにはおもしろいものである。あるいは、アナログ辞書にはこういう愉しみもあるということ(教訓)か。
勿論そのとき私(おうる)がなんの語を引こうとしていたのかなど忘却の彼方である。そしてこういう「どうでもいい事項」はすぐに忘れてしまうというのが世の常であるが、「どうでもいい蘊蓄好き」としてはどうしても忘れたくなかった。結果から言えば、今もこうして忘れずにいる。
どうやって忘れずにいられたのか、をここに書いてしまうと、折角の「役に立たないこと」という領域から逸脱し相当に役立ってしまいそうなのでやめておく。
因みにその辞書には例文として

  • critical blow → britical crow

というようなのが載っていた気がする。意味はよくわからない。(致命的な一撃 → イギリスの?カラス?)



意図的なスプーナリズムでおもしろいのが(既に各所で紹介されているが)「ケツダイラ」(苗字と名前の最初の文字を入れ替えてみました)である。あまりにおもしろいので職場などでは閲覧しないほうがいいかもしれない。