owl2003-03-22

三角コーナーの汚れをなんとかしたい。どうしてもぬめる。黒ずむ。臭う。そんなときはどうすればいいのか。
溜ったごみをすてた際、毎回洗剤とたわしで洗え。それだけ。
「どうしても」は意外と「どうしても」ではないということは世の中にいっぱいあるような気がする。
といいつつやっぱり lethal weapon は存在するようで、三角コーナーを洗ったあとに木酢液をスプレーしておくと、ぬめりも臭いもかなり抑えることができる。



短いので、余談。というか、余談のほうが長くなるのだが。
凶暴なハンティングナイフの代名詞になってしまった感のある SPYDERCO (スパイダルコ)。TV のサスペンスドラマなどで「犯人は凶暴なサバイバルナイフを使用したもよう!」などというときに使用されているサンプル写真はおおかた SPYDERCO か BENCHMADE あたりだ。(大型のものだと UNITED あたりもありうるが、それはあの映画「ランボー」で実際に使用されたナイフを製造したメーカーだからアタリマエといえばアタリマエ。)とかく物議を醸した「バタフライナイフ」で有名な BENCHMADE はともかく、SPYDERCO は薄手で携帯に便利なよく切れる実用ナイフである。もっとも、世の中日常「切る」という作業のほとんどはカッターナイフで事足りるわけだが、折角愛用するのに \100.- のボールペンではちょっと…筆記具はやはり PARKER でしょ、というような感覚なら理解できるだろうか、ならばそれと同じことである。
(筆記具に PARKER ならナイフには GERBER でしょ、なんていう駄洒落は却下の方向で。だいいち、誰も理解できない。)
SPYDERCO はアメリカのブランドだが、日本で販売しているモデルは日本の刃物メーカーが生産しており、輸入マージンがない分、昔よりかなりリーズナブルに入手できるようになった。
写真は「cricket」というモデル。つまり「コオロギ」。ナイロンコードをつけたらより cricket っぽくなった。閉じた際の全長は 80mm 。因みに紐の結び方は「もやい(ブーリン)」より確実とされる「8の字結び」。結び玉のおさまりもよい。



余談ついでに。ハンニバル・レクター教授が使用していたナイフも SPYDERCO でした。AL MAR (アルマー)あたりもハンニバルっぽくっていいとか、LAGUIOLE (ライヨール)だとやや線が細いかな、などといってみたりすると、わかるひとなどますます皆無に近付くことであろう。