owl2003-03-20

私(おうる)には難しいことはわからないし(難しいことを考えるのは好きなのだが)史観でものを捉えるのは得意ではないし、バランス思考もうまくない。正直それどころでないといった事情もある。それでもやっぱりいろいろ考えてみたりするのだが、わかるのは、やっぱり戦争はよくないということぐらいで、ほんとうはそこから先なのだ。戦争は「悪」(「絶対悪」でも「必要悪」でも、とりあえずそれはいいとして。)はわかった。では、「善」はなんなのか。
そりゃ、平和だろ、アホかい、とか思った人はサヨウナラ。
私(おうる)は親から「手を出したら負けなんだよ」と教わった。でも、そんな親がまず手を出してきていた。学校に行けば、手を出したやつが勝っていた。
暴力を受ける側からすれば、いかなる暴力であろうとも、その理不尽さに違いなど無い。
死にゆく者にとって、その原因がなんであれ、その死が理不尽であることにかわりはない。
私(おうる)にとっては、戦争がどんなにやるせないものであるにしても、その「やるせなさ」を共立エ○ジニアリング(株)(20世紀末期に倒産)の社長が私にもたらした「やるせなさ」と比較することはできないし、高校3年のときに別れた彼女に対して私(おうる)が投じた言葉の理不尽さと順位をつけることはできないのだろうと思う。



Think global, Act local は黄金則だなあと、改めて思ったりする。