手傷、というが

辞書で調べてみると、手傷とは負傷全般、とりわけ戦いで負った傷のことをいい、手の傷とは範疇としてあまり関連がないようだ(私は「手負い」という語に関連があるとにらんでいる)。手の傷を手傷というと、辞書的にはいささか大袈裟な表現、ということになるだろうか。
では、手の傷のことはなんと呼べばいいのだろうか。
というのも、今日は段ボール紙を扱う作業で手指に細かい切り傷がぷちぷちとできたわけだが、これを表現する単語が思い当たらない。
ある意味、格闘の結果受けた傷、ではあるのだが。

やっと治った

肘の裏。(→ id:owl:20050531#health)
しかし、色素が沈着してしまった。これが取れるには 2〜3回程度のターンオーバーが必要な気がする。ということは、56日〜84日程度、夏の終わりから秋頃…
…すみません嘘つきました。ターンオーバー速度は加齢とともに鈍化をみせるので、私(おうる)の場合、1ターン 28日ではないと思われるわけで。ちょっと若いふりをしてみたくてやった。日記ならどこでもよかった。今は反省している

バンディッツ

「金蝋」*1にて。ブルース・ウィリスが出てるというからなんとなくつけていたが、なんだこの歯痒くてゆるいストーリーは。原案が実話なのか?

■ と思ったら。

イカニモな考えオチのラストが用意してあった。前半に伏線もいっぱい敷いてあったし、キャラクタ設定や各人の役割にもそれなりに練られた意味付けがあったようだ。
でも、これ映画館で観てたらラストシーンまで辛抱できず途中で出てしまうんじゃなかろうか。ま、いいんだけど、どうでも。私(おうる)はこの手の映画を映画館で観る習慣が無いから。

私(おうる)にとっては悲しいのだけど普通の人なら引きまくるお話

というか、たいていの人(特に女性)は「無理。」だと思う。

ええと。クモの幼体を発見して。精査はしていないが、ササグモの幼体だろう。勿論生きている。最初は、アシダカグモの幼体かと思った。そのくらい活発に動き回っている。発見したのも普通にビルの中だったし。触肢が発達していうるから、雄で間違いない。
不用意に踏んでしまうのも嫌なので、ある程度逃げるに任せた。なにしろアシダカグモだと思っているから、ここが本来の生息地だと信じて疑わなかったわけである。そうこうしているうちにまた出てきた。不用意な。ほんとうに踏んでしまうではないか。ちょっと心配になってきた。
そんな心配をよそに、全長数mm の彼はそそくさとどこかへ行った。
次に彼と出会ったのは、残念なことに、私のコーヒーカップの中だった。…いや、正直に言おう、私の口の中だ。飲み差しのコーヒーの中で、彼は敢えなく最期を遂げたのだった。一瞬、大きな綿ぼこりが入っていたのかと思った。すんでのところで、私(おうる)は子グモを腹に収めるところだった。
口から出し、水道水とエタノールで洗浄し、そのまま小瓶で液浸とする。私の嫌な予感は、全く別のかたちで露わになった。悲しい出会いと別れであった。彼の亡骸は、今後余程のことでもない限り、私(おうる)のもとで半永久に保存される予定。
こんな話、リアルの知人にはできない。というか、できなかった。
こんな私でよければ。ってそれは現実的にはほぼ全否定となる。