手傷、というが

辞書で調べてみると、手傷とは負傷全般、とりわけ戦いで負った傷のことをいい、手の傷とは範疇としてあまり関連がないようだ(私は「手負い」という語に関連があるとにらんでいる)。手の傷を手傷というと、辞書的にはいささか大袈裟な表現、ということになるだろうか。
では、手の傷のことはなんと呼べばいいのだろうか。
というのも、今日は段ボール紙を扱う作業で手指に細かい切り傷がぷちぷちとできたわけだが、これを表現する単語が思い当たらない。
ある意味、格闘の結果受けた傷、ではあるのだが。