靴を直したり、その他。

もろもろやる気が出ない。その所為で体温も上がらず、年末寒波と相まって余計やる気が出ない。集中力もオイル漏れ状態というのかなんというのかで、あれだその、ものすごい「腑抜けたい」気分。
そんななけなしの気力を振り絞って（振り絞るようなことかい）、踵部分がいかれた靴を補修。非揮発溶剤タイプ、強力、硬化後も柔軟性を持つ、など、まさに靴の補修には打ってつけというような「スーパーX」を久々に使用。適当に発掘した端革をあてる。接着剤自身にも樹脂層として機能して貰うべく、こってりと塗りたくる。スーパーX の硬化時間は不明（24〜48時間で最終強度に達します、というのは、どの接着剤でも「常套句」の如く使われているフレーズなので、あんまりあてにならない。知りたいのは専ら、次の作業に入れるまでに要する時間だ。）だが、経験上 1〜2時間程度は置かないと表面がべとつく。特に今は気温が低いのでできるだけ時間をみたいところ。わけても、今回は靴の踵なんていう理不尽な力が繰り返しかかる場所である。慎重にいきたい。少なくとも半日は…しまった、外出できないではないか。
…別の靴を履いて出ればいい、という答えに辿り着くまで小一時間を要した。どうなっているのだ頭。
というわけで、久々に適当トレッキングシューズなどを履いてホームセンターなどへ赴く。買うものは既に決まっていて、COZIC ブランドの鋏（デザインシザーズというの）を一挺。全長 125mm でポケットに入れるにも都合がよく、布や糸を切るにも適している。勿論紙を切るにもよい。とりわけ、このコンパクトさにあってハンドルの穴が充分に大きいこと、これは無駄に指の太い（特に親指）私（おうる）にとっては素早い取り回しに不可欠とも言える要素である。
今まで使用していたものは、金属板を切断したりしてしまったために刃がぼろぼろになってしまった。タッチアップをかけ、一応まだそれなりの切れ味でもって使用できる状態にはあるが、噛み合わせのスムーズさを取り戻すことはできず、一線級を退いてもらうことにした。そんなわけで「3人目」、いや、だいぶ昔にもいちど使っていたから 4人目かな。因みに今回買ったやつの販売元は株式会社高儀（GISUKE ブランド）、JAN:4907052442986 。その他にも、よくある「金物即売会」みたいなとこでも見かけるし、結構どこでも売ってる。（e.g. http://www.frkw.com/index028.html）
そんなこんなで、やる気は一向に出てこない。寒いし。
それでは皆様よいお年をお迎えください。