撃鉄を起こすのは可能な限り撃つぎりぎり直前に。一応基本。

ボケーっとしながらいろいろ考えているうちに、一応カメラに関しては(アマチュアにしては)ひとかどの腕前を持っていた父親がこだわっていた「シャッターチャージは撮影の直前にする」の意味が私(おうる)の中で非常にクリアーになった。「知る」「理解する」のもう少し上、言うなれば「悟る」といった風情か。実際にやったわけではないので「体得する」という表現は少々あたらない。
私(おうる)がそういう行為を「知って」から今日までの間に、気付けばその技術、というかテクニック、というか、こだわり、というか…自体が、それを必要とする機械装置とともにこの世の中から消えて無くなっていた。
えらい間の抜けたバルブである。