「単に意識の問題」というがそこにこそ物事の本質の一端が垣間見えるのだ

JR の車内には時計がない。今の通勤車両には液晶モニタやら LED パネル(電光掲示板)やら、ゴウジャスなデバイスがついているにもかかわらず、時計は無い。
新幹線の車内 LED パネルでは、時刻掲示を見たことがあるような気がする。
寡聞にして私鉄ではどうだったか*1、また最近どうなのか、知らない。
バスには昔から乗客用のアナログ時計があったし、LED パネル搭載車両では定期的に「ただいまの時刻は○時○分です」が掲示されていたはずだ。
要するに、やってできないことではない。でも、やっていない。
あ、一応言っておくと、JR (の上の人)がそれをやら(せ)ない本当の理由なんてどうでもいいのである。以前、JR の駅テナントで、店内にあった時計のせいで電車に乗り遅れたと苦情があったから時計を外せと本部から各店舗に命令が下ったという話があって、それは(店の態度として)おかしい、というようなことを書いたことがある、ような気がする*2が、つまりそういうことだ。
どういうことなのかはいちいち書かない。

*1:私(おうる)の少ない知識の中でいうと、京王線の新しめの車両では、車掌室(運転室)に備え付けてある運転台モニタ画面に時刻が表示されていたように思う。つまり最後部車両の一部の乗客には車内設備で時刻が確認可能な状態にある、ということだ。

*2:因みにその店では時計も売っていたのだ。