1日に消費する気力の 1/3 ぐらいを費やしているような気がする。

このやばさは、軽くない。ウェルター級ぐらいか(超適当)。
夏前に購入したジーンズが、相当量の気力と気合いを注ぎ込まないと入らなくなってきたような気がする。いや、実は最初からそうだったのかもしれない。この夏の暑さ、この汗のせいだと信じたい。だが残念なことに反証も目白押し。
穿かないで外に出るわけにはいかないので、めいっぱいの気力を注ぎ込む。
昔からジーンズの有用性については彼方此方で議論がなされているようだ。もともとは蛇除け効果のある染料をたっぷり染み込ませた丈夫な野外作業着であるのだが、その本来の用途と言うべき作業用途に用いるに否定的な見解は多い。土木工事現場など、仕事での着用は言うに及ばず、実用的な側面からも野外に適さない、とする向きもある。実際、高尾山レベル以上の登山・トレッキングにジーンズはど素人と見なされるであろうし(膝が上がらないからである)、ただでさえ硬い生地が濡れるとさらに機動力を奪う。そもそも乾燥地帯の作業着なのだから、多湿な日本へそのまま持ってきて有用なはずがない、というのが反対者の見解。そんなわけで地質調査ではジーンズは禁忌とさえ言われるような状況だったのだが、そんな中で敢えてジーンズを愛用する者も一定数いた。彼等はときに激しい議論を交わし、たかがジーンズ如きで 2度と口を利かなくなってしまった者たちもいた。
いささか関係ない話になった。