なけなしの運を細かく使い果たす

コンビニのレジ前などに置いてあったので、久々に食玩などに釣られてしまった。これ、実売 \500 以下でもって、前進のみだがちゃんと走るのである。これはすごい。別に戦車自体に興味があるわけでもないが、ついにこういう時代に来たか、と思うと何とも感慨深い。タミヤの「トラック&ホイールセット」や「マブチモーター」その他を購入して組み上げても、キャタピラものは調整が難しく、動いてすらくれなかったりしたものだ。ギアボックスのバリエーションもそれほど無く、回転数すなわち速力も好きなようにとはいかなかった。特に遅い回転を作るのは非常に困難だった。それをたった \500 で、しかもスケールモデルで実現しているとは。羨ましいぞきみたち(っておまえはなんなんだ)。
なんでも型式 3種類×カラーリング 2種類で全 6種類がラインナップされており、加えてシークレットがある、とのこと。正直なところ機構のほうに興味があったので、ガワはなんでもよかった。まあ強いて言えば 74式の暗いカラーリングのものが当たるといいな、ぐらい。とりあえず走るところが見られればいいや。

…って、まるでダルメシアンのような、これはなんですの?

うっわーいきなりシークレットかーい! わっせろーい!
というわけで勿体なくて組めなかったりして本来の「動きを見る」という目的を果たせずにいたりなんかしている逆転現象。なんだかなぁ。でも調べてみたらシークレットが各機種 1種類ずつの合計 3種類もあるらしく、なんだ大してレアじゃないじゃん。いやいや、シークレットは生産数が絞ってあるんだよきっと。レアなんだよきっと!
そんなわけで 74式戦車冬期迷彩バージョン、欲しいかた、あげます。ただし当方に負担のかからない受け渡しの手段があれば、ですが。箱もほぼ完品(基本の「底から開封」)ですよ! おまけのガムは消費したけど。
で。

いやーまたシークレット引いたらどうしようかと内心冷や冷やしちゃいましたよって完全釣られてるいい大人がここにひとり。さて、とりあえず確かに走ることはわかったから(でもボタン電池でモーター駆動は流石に苦しいようだ)、動力系だけ引っこ抜いて、小学生の頃設計した「ダイレクトドライブ超ミニ4駆」(別名タイヤだけカー)の超々ミニ版でも作ってみるかな。(ただそういうのって今だとチョロQ も余裕で電動ラジコンになってるぐらいだから、正直なところあんまり価値無いんだよね。コンパクト&ライトウェイトということで言えば、市販品でかつてこんなものも実現していたし。)