アナログっていいな。無線通信っていいよね。

小学校の頃にはワイヤレスマイクを作り、トランシーバのカタログや製作本を見てはあこがれを募らせていた。大学時代にはアマチュア無線で遊んだ。特定小電力トランシーバを仕事に活用した。無線LAN の敷設に時間を忘れた。そう、無線は、おもしろい。
それは TV にしてもそう。敷居は非常に低いが、良好な状態を得たりだとか、ノイズを減らすには、とか、要するに、見えない電波をいかに捕まえるかというのはそれだけで充分立派な趣味たりうる。大抵、都市部にいればそう苦労することもないのだが、それでも、たとえば VHF しか入ってこないところから UHF を拾うとか、そういうちょっとイレギュラーなことをやってみようと思うとなかなかおもしろい。
昔は、UHF 専用の長さ 50cm くらい、8素子ぐらいの小型アンテナを購入し、ビルの反射波を拾って受信に成功したことがあった。
今回、久々にブースターを引っ張り出して挟んだりしてみた。VHF のノイズを低減するのが主な目的だったのだが、低周波数(低チャンネル)側の UHF も(見られる程度には)入るようになった。
UHF14ch
UHF16ch
TV 放送が総デジタルになっても「受信」は同じようにおもしろいだろうか。電波で遊ぶことは「趣味」たりえるだろうか。…あと、4年半。