まさに「おまえもな」

人道橋の設計が悪くあからさまにつぎはぎ状態のため、ほとんど利用されない階段がある。どの方向に向かうにしても遠回りになる、意味不明なその階段は、しかし私(おうる)にとっては混雑回避の抜け道みたいなものとしての価値があり、たまに利用する。でもって今日もその階段を下っていると、なんと反対に登ってくる人がいるではないか。
奇特な人もいるもんだ。
しかしこの場合、登ってきたその人も、私(おうる)を見て同じようなことを思ったに違いない。