駅ビル内・某K書店

駅ビルテナント書店としては比較的普通規模、コミックスコーナーも特にものすごい充実というほどでもない。しかし、ここの書店の特徴は、店員の眼鏡女子率が高いということだ。信頼できる某消息筋からの情報により浮かび上がった。確認件数はまだ少ないのでなんとも言い難いが、少なくとも過去 3回分のデータによれば、かなり高率といわざるを得ない。
しかも、コミックスコーナーでは、店員同士の雑談がかなりコアであり、理解できたらおもしろいんだろうなぁ、というような内容である。…どうやら、かずはじめ「Mind assassin」の話をしているようなのだが、どうも話の本筋は「それとモチーフが似ている別のマンガ」か「それに登場するキャラと似た設定のキャラが登場する別のマンガ」にあるようであった。…みたいな風情。
熾火研究所的見解では、近くにある専門学校の影響ではないかというのが有力仮説。
店員には私(おうる)が「本日付発売のコミックスを早速漁りに来た」ことがバレバレだったようで、結局棚には見付からず、そのかわりに発売を見落としていた別のコミックスをレジに持っていったら、微妙に不思議そうな顔をしていた。「なんで(こいつが)『頭文字D(33)』(ISBN:406361462X)を?」とでもいわんばかり。
…なんていうような自意識過剰プレイ(…プレイ?)もそれはそれでまた愉し。
でもって、当初の目的のコミックスは結局福家書店で発見、入手。

「オタクだから、恋をした。」という帯コピーが内容と合致しているかについては異論があるのだが、細部まで楽しめた巻であった。「ナチュラル・ボーン・編集者」な笹原*1みたいな人間と巡り会えて、よかったね、荻上、という感じだろうか。
木尾士目の俯瞰は相変わらず距離が近すぎて、且つ、生々しいな。(だがそれでいい。)
げんしけん」は次巻 9巻にて完結。この最終巻の限定版(特装版)は完全予約制とのことで、発売は 12月末だが、もう予約開始されている。予約受付締切は 2006/10/31 とのこと。

*1:人としてどうだとしても。