慌ててはいけない。

でも、慌てざるを得ない状況の種は既に自分の中にあることもあり、これはなかなか避けがたい。
「510 から 690 までの整数の総和を求めよ」という問題が、できなかった。落ち着けば難しい問題ではない。ガウスが小学生*1の頃「1 〜 100 の整数の総和を求めよ」という問題を瞬時に解いて先生の度肝を抜いたという逸話があるようだが、私(おうる)の場合は小学生のある日、同じ問題を突然母親から出題され、30分ぐらい考えて解いたような気がする。*2
ひとつ確かに言えることは、「コマ大がどうこう」などエラソーに語ってみたところで、私(おうる)の脳味噌はこの程度の問題に手こずるレベルであるということだ。

c = 0
For i = 510 To 690
    c = c + i
Next
Msgbox("sum=" & c)

なんとなく VBS で書いてみたりしてみた。*3
公式など覚えていなくても、とある集合の総和は(全要素の平均値)×(要素数)だから、等差数列の場合だったら(最小値と最大値の平均)×(要素数)で求まるから、要素数の見積もりさえ間違えなければよい話だ。
こういうのを瞬時に解くひとが「IQ の高いひと」なんだろうな、と思った。
私(おうる)の場合はあとでじっくり考えて、そのうちひらめいて、そこから再構成して、修正して、一応辿り着く。単純に時間を要するからそのぶんバイアスに弱い。本人からしてみれば、何がいけなくてこんな無骨な処理系が構築されてしまったんだろうかと、苛立たしい。
なんだろ、ま、要するに、適性試験なんてちゃんと(でもないけど)トライしたのはかなり久々だったような気がする、いや、ひょっとしたら初めてだったかもしれない、とかそういうようなどうでもいい話。

*1:その頃「小学校」とは言わなかっただろうけど

*2:そのときは、100 のかたまりを作ってゆき、その数を数えた。
因みにガウスと、2歳上の私の兄は、101 を 50個作って解いた。

*3:実行方法は、上記囲み部分をコピーし、適当なテキストファイルを作製、拡張子を「.vbs」とする。でもってできたファイルをダブルクリックするだけ。ただし Windows 限定。
VBS も手軽な入力支援とかあれば、ちょっとだけループ演算をしてみたいときなんかには結構便利だと思うんだけどな。