でもってヒントのような、解説のようなもの。
- 簡単な算数の問題に偽装しているがこれは算数の問題ではない。日常の普通の行動をよく思い出せばなんということもない。
我々は算数の「文章題」というカテゴリにおいて、日常の平文から数的要素を抽出する訓練を受けている為、得意な人間は条件反射でその作業をしてしまうし、苦手な人間は条件反射で問題そのものを拒絶してしまう。 - 正解は勿論「地球語」とか「世界語」「五カ国語」「齟齬」などではない。
単語の名称とそれを指すものを区別しなければならない。たとえば「イヌ」という言葉は、イヌそのものではない。
ただし、この「何語」問題は、引っかけクイズの定番のひとつではある。 - ランナーは……?
逆転しなくてはいけないわけだから、どこかに別の意味がとれないかと考えるべき。
というか、野菜さんと果物さんというところにまずすかさず座り心地の悪さ、違和感を感じるようになれば LTP 初級者はもう卒業である。 - この手の問題では、敢えて変な書き方をしてあるところには素直に注目すればよい。そこに答えがひとつに絞れるポイントがないか、と考える。
同巧上級の問題として「指何本」がある。 - 比較的有名な LTP *1。だがノーヒントで自力で解くのは結構すごい。
「…ではない」のなら、何? という具合に可能性の限りを検討してみるとよい。 - 私(おうる)は危うく解き損なうところだった。
文章の区切りを常識でもって判断し、思考を固定してしまうと解けない問題である。
因みに「日数が一番多いのはどれでしょう」でも同じ(そこは問題の肝ではない。対話型以外の LTP の場合、予断を除くという目的でやや変な言い回しを使用することがあり、変な書き方=手掛かりでは無いこともままある)。
*1:「日本語」の問題ではない。