ちょっといいなと思ったことば

『お粗末4点セット*1*2
「裏をとっていない・党幹部(上役)がフォローしていない・説明していない・謝るべきところを謝っていない」…で、4点になるのかな。
実際の一件は、ちょっといいなどころか、ちょっといいかげんにしてほしいなというか、筋弛緩剤でも打たれた気分になるようなへなちょこっぷりだったわけだが。
もっとも、へなへなしている暇があったら、メールやらなんやらの電子情報を一体どうやったら「証拠」として扱うに値するようにできるのか(またはそんなこと一切できないものであるというようにできるのか)早急に「社会的合意をもったものとして」考えておかなくてはならないという、これはいわば警告的予告ともいえる布石なのではないだろうか*3と見ることもできると私(おうる)は考える。さきごろのライブドア捜査の際に一部のひとたちが強い危惧をもったようなそれと、コトはまったく同じなのではないだろうか。
なんか元気で「無邪気」だけど IT 方面をアドバイスする人を知り合いに持っていない浅慮なおぼっちゃまがごろつき三流ジャーナリストにそそのかされるままそそのかされて、勇み足にターボかけて暴走してしまっただけのとるに足らない B級事件、などという呑気な見方をして、そのまま何もせずに放置していると、我々は程近い将来に手痛いしっぺ返しを喰らう。…のかもしれない。杞憂ならいいのだけど。

*1:フジテレビ解説委員 和田圭氏による。

*2:「所謂 4点セット」は、「BSE 問題、ライブドア問題、耐震強度偽装問題防衛施設庁談合問題」。 (関連記事:id:owl:20060201#news)

*3:そうなると永田寿康氏はモンスター召還のための「贄」だったということか。