四號機は”黒”

owl2005-12-27

楽器だから「機」ではなく「器」か?
壱號から参號までは内側をすべてつや消し黒にしていたのだが、今回は外側もエナメルの黒で茶を濁すので、ならばいっそのこと、というわけで真っ赤。狙いどおり、安っぽい民族楽器らしい雰囲気になった。附属の皮(鞣していないので「革」ではない。)が薄かった所為で一発勝負の張り(貼り)にいまいち成功しなかったが、膜面ができるだけ広くなるよう工夫したおかげか鳴りはなかなか素晴らしい。
見ための完成度は参號機のほうが高い。

こちら、仕上げに弐号機(→ id:owl:20051113#wood)と同じニス(水性;オーク近似色)を使用しているとは思えない。おもしろい。…けど、材の質がよくないのであまり思い切り遊べない。