不携帯

巣み処を出てすぐに携帯電話を置き忘れたことに気付いたのだが、そのまま出掛けることにする。案の定、無くてもほぼまったく平気であった。なんのために持っているのかわからなくなる。ほとんど矜持とかそんな内容だろう。
実際、時計としてしか使用していないような気がする。つまり、いまの私(おうる)は時計さえ持ち歩いていなくてもほぼ平気だということだ。まあ、何も言うべきことなど無い。