もう 1ヶ月くらい前から余裕でバチバチ来てはいたのだが

気温・湿度の低下とともにやってくるのがインフルエンザなどのウィルス性感冒のほかに、静電気。工夫次第でバチッと来るそれを軽減することは可能だが(例えば、鉄扉ならノブより先にドアのノブ以外のところをさわる、など)、そのひとつとして、静電気の発生しにくい組み合わせというのがある。

この「帯電列」で上下に距離が開くほど静電気が起こりやすく、激しい。逆に近いものならば激しい静電気は起こらない。木綿は静電気が起こりにくいなんてことはよく聞くわけだが、それは飽くまで「人間の皮膚」との間での話であって相手がアクリルやポリウレタンだと事情が違う。
でもってこの「帯電列」を見ると、人間の皮膚と人間の髪の毛のあいだにもともすれば結構な静電気の発生する可能性が示唆されているわけで、それはなんというかすごい事態だ。
実験や遊びのために静電気を効率よく発生させたいときは、できるだけ「帯電列」において上と下に距離の離れた 2つの材質をこすり合わせると良い。