知らなかった。というか、今まで聞いたこともなかった。

象を冷蔵庫に入れる方法。
3プロセスで実施するにはどうするか、という、いわば有名な演習問題らしい。小さい頃からこんな問題とばっか取り組んでいたらどんな大人に育つんだろう。
こたえは

  1. 冷蔵庫の扉を開ける
  2. 象を入れる
  3. 扉を閉める

なのだそうだ。けっ。
じゃあ、

  1. 冷蔵庫の横腹に穴を開ける
  2. 穴から象を押し込む
  3. 開けた穴を塞ぐ

でもいいじゃないか。なんなんだよ。
幾何学の問題で「線の太さが…」「点の大きさが…」などと因縁を付けているのと何ら変わりがない。
こういう、本質的でない部分を本質よりも大きな問題であるかのように扱って、鬼の首でも取ったように自慢げに語る「教育者」とか「教育論者」を想像しただけで、腹が立つ。…腹が立つけど、こういう思考法のできない人が大勢いることは紛れもない事実であるし、そのことによって周囲に迷惑をかけている人がいるのも現実。こんど、たとえ話として(煙に巻くために)使ってみようかな。