男として、それもアリっちゃあアリ

仕事というシチュエーションにおいて、私(おうる)はその場のエントロピーが最小になるといい、という行動原理で動く。物理学で扱う範疇ばかりではなく精神的エントロピーとでもいうべきものも含めた話なので、定量化や数値化はできないからいまいち理解されにくい。そもそも私(おうる)は物理が苦手なのでエントロピーについても正しく理解しているわけではないのだが、仕事(物理的な仕事ではなく、給料をもらってやるような作業全般)におけるエントロピーの意味するところは成し遂げられる成果とか秩序と費やされる労力の総和みたいなものである。
精神的エントロピーという概念も、実体も存在するのかどうかは定かではないのだけど*1
要するに、何人かでやったほうがより早く、且つ確実に成し遂げられるのであれば力を注ぐことを厭わない。そこで誰の労力とか誰の時間とか役割分担だとか主担当だとかそういうことをがたがたいうのはつまらないこと*2であって、メンバーの注ぐ労力の総和がいちばん少なく、いちばん時間がかからず、ミスや失敗のいちばん少なくなると見込まれるやりかたでもってやればいいじゃないか、というのが私(おうる)のポリシー。
しかし、与えられた仕事を自分ひとりで完結しようという気概は充分にアリなのでそれはそれで尊重する。仕事におけるエントロピーの考え方は精神的なものも含むので、一緒に仕事をすることでストレスのかかるような人とチームを作ると効率も落ちるし消耗も早いから、そういうことは敢えてするべきではないということになる。それほどテンパってない状態ならば全てをひととおりこなしてみるというのはスキルアップに繋がる一筋の道のりではある。
まあ、頑張るといいと思う。

*1:精神的だからそもそも実体は無いのだが

*2:勿論、仕切る人が必要だったり責任の所在は明らかにしておく必要があったりするわけだが、そういう人がラクだったりするはずもないし、担当者が工程管理とか仕切りとかが苦手だから、面倒なので自分ひとりでやるとかいう発想は愚の骨頂なのである。