炭酸抜き炭酸飲料プロジェクト(仮称)は続く。

低空飛行で続く。(関連記事:id:owl:20040918#desparkling , id:owl:20040711#p2)
私(おうる)は私たんニュース経由で知ったのであるが、恐らくはたったいまも彼方此方でリンクされているであろう記事:

結構おもしろそうではあるのだが、私(おうる)の興味はどちらかというと炭酸飲料の炭酸を可及的すみやかに飛ばし去る方法としての応用が利かないだろうか、という点に集中している。そのうち諸々の余裕ができたら試してみよう、ということで、とりあえずのメモ。

■後日追記

その後軽く試してみたのだが、強炭酸を一気に噴かせる効果はあり、微炭酸化はできるものの、もう一押し、ディープに炭酸除去したいという期待にはあまり応えてくれないようだ。要するに、溶解度の高い他の溶質によって脱溶解をもたらすであるとか、多孔質若しくは表面積の大きい物体を挿入することによって過飽和状態を破壊する*1ということでは目的は達せそうにないという一応の結論。
全く別のルートから急浮上したのが、超音波洗浄機に投入しては、というアイデア。こちらはまだ試していないが、条件次第では爆発的な勢いで脱炭酸するらしく、それはもう危険なほどとの噂。
ということで、熾火研究所的には、「容器を広口のものに移し替えて、超音波をかける」が現時点における効率的な脱炭酸法の候補である。
【2006/08/04】

*1:ビールに割り箸を入れると泡が復活するというのは恐らくこうした効果によるものと思われる