イントネーションにかかる諸問題のひとつ

商品も CM もおもしろいし、よくできていると思うのだが、別段特にそのへんに触れたいわけではない*1。私(おうる)が注目したのは女の子(妖精でしたっけ)の最後の科白。

 「おいしい?」
ここ↑の「?」マークは私(おうる)が敢えて挿入したわけだが、そうせずともこの科白は疑問文だ。にもかかわらず語尾は上がっていない。それだけの話なのだが、強制疑問文というか、確認疑問文というか、合意形成というか、ともかくそういう類いの疑問文では必ずしも語尾が上がらないという(ある意味アタリマエの)ことを再確認した次第である。
女の子(岩田さゆり15歳)がうまいのか、監督がうまいのか。
因みに上掲 CM 紹介ページは(記述が少々鬱陶しいが)「口ずさんでいる曲はガボットである*2」など、痒いところに手が届くこまかい情報に好感が持てる。

*1:みどころがあるとすれば CM のちょうどまんなかへん、プリンにクリームを注いでいる引きのカットである。注目ポイントはテーブルに(以下検閲)

*2:ゴセック作曲。cf.→ http://www.ic-net.or.jp/home/ikeshu/gavotte.mid