米国での航空機緊急着陸に関連して

ともかく着陸成功でよかった。…で、これに関連しておもしろい記述があった。

 アメリカで旅客機が離陸後、車輪を格納できない状態となったため、3時間空港上空を旋回して燃料を消費後、緊急着陸を行うという事件がありました。国内線だから3時間で済みましたが、もしこれが国際線だったら延々10時間旋回することになったのでしょうか。考えただけでゾォ〜。  その昔、サンダーバードではブレインがそういった緊急着陸時用に燃料だけ切り離す仕組みを考案しています。ファイアフラッシュ号だったか。未だにテクノロジーサンダーバードに追いついてないわけですね。

確かにこの「燃料を空にするまで上空旋回」というのはじれったい話である。だったら目的地を目指したほうがいいんじゃないかとか、そんなことも考えてしまう。しかし現実問題として燃料タンクを切り離すなどという芸当ができるかというと、それは不可能だ。環境汚染への懸念とか、そういうことを言い出すまでもなく、なによりも、ジャンボジェットでこれをやったらえらいことになる。
なにしろ、主翼を切り離さなくてはいけないのだから。