あの声はなんだったっけ。

「ニチレイ アセロラビタミンC」の TVCM ソング、あの独特な声は別の CM で(嫌というほど)聴かされていたような気がする。刷り込みの強そうな、特徴のある声質と独特の(呑気な)リズム、同じ人物が歌っていることは明らかだ。その CM はずいぶん長い期間に渡り放映されていたのは確かで、すぐ思い出せそうなものだが、「頑張る人ほど C が減る〜♪」と歌うその曲調があまりに似ているため却ってブラインド効果が強いらしく、全く思い出せない。がんがん聴いていたはずなのにわからない。
というわけで検索。歌っていたのはこの人。

でもって件の CM とは、「TEPCOひかり」だった。ちょっとすっきり。(ちょっとだけな。)
因みに私(おうる)はこの奥華子というひとの声が好きなわけではない。ああいう巾のない、奥行きもない、人を喰ったような、応用の利かない声たった 1本でもって、芸能界で勝負しようというすさまじい勇気は敬服に値するが、だからといってあの神経を逆撫でする声質をほかの理由無しで好きになれるわけではない。まあ、川嶋あいとどっち、などという理不尽な選択を強いられれば、ナニカに敗北したかの如き陰鬱な気分で奥華子を選ぶと思うが、そもそもそんな究極の選択を強いられる必然性も、そんな(お互いの)権利もどこにもありはしないのだ。