真に美味しいカレーパンとはなにか?

それなりにつくれば、揚げたて間もないカレーパンは美味いに決まっている。従って、美味しいカレーパンはイコール、どんどん売れているカレーパンである、という言い方ができる。店頭には高頻度で揚げたてが並ぶから。「観光地」や「巡礼地」では、揚げたてが美味い、それで充分だろう。
いっぽうで、つくってから時間の経ったカレーパンもそれなりの魅力である。ただしこの場合は、揚げ油とかいい加減なことをやっていればたちどころに油臭くなってしまい、喰えたものではない。
ヒットしているパン屋さんというのはきっと、このへんの丁度いい頃合いを見極めているところだ。とまあそんなつまらないことを考えながら、カレーパンを食する。確かに、これを食べてからではヤマザキとかそのへんのカレーパンを食べる気にはなるまいな、と思った。
結論とかそういうのはない。