巻かないで、巻かないで。

足の巻き爪は、悪化すると激痛が走り、酷い場合には歩行さえできなくなる。
朝、起きようとすると、右足第一指(所謂「足の親指」)が痛い。昨晩に爪をちょっと削った所為らしいが、爪にちょっとでも力が掛かると相当に痛い。これは、経験上わかる、膿みが溜まっている証拠だ。そして痛みが強い場合は化膿ポイントが爪の根元部分に近い(あるいは、深い)ということだ。
昨晩も若干痛かったことは痛かったが、爪の処置をしてからは何もしていない。寝ていただけ。爪の縁の処理をミスっていたにしても、そのエッジが皮膚を傷つけるだけのいとまもない。いままでからすると、爪の切り方がまずくて化膿する場合には、切ってからしばらく足を使って歩いたり走ったりしたあと、だいたい丸 1日ぐらい経ってからだ。数時間は早すぎ。
つまりこれは食い込んだ爪の所為というよりは、切った爪の縁に雑菌が入ったということだ。爪の処置後に殺菌しなかったのがいけない。
そこでエタノールを施しつつ足指をマッサージして膿を絞り出し、痛みを我慢しながら爪の縁を整える。痛みは徐々に引いていった。よかった。
物心ついた頃からこんな爪とこんな足。いまだに革靴は履けない。ちゃんとした靴を拒む足に生まれついた時点で、私(おうる)の運命はある程度決まっていたような、そんな気もする。
ちょっとアレルギーの全身症状が昂進している。まだ完全には除菌できていないらしい。