それは思いっきり紛う方なき腱鞘炎であった

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腱鞘炎というもの。このつらさは患った者でないと割と理解しづらい。というか、本人も忘れていたぐらいだ、かなり久々だったから。
右手首を内側から開く方向に回旋すると痛い。かなり痛い。この動きそのものが普段の動作の中に含まれる率は低く、それ以外のポジションでは言うほど痛みが生じない*1ので、生活に大した支障はないのだが、腕や手首に不用意な負荷をかけると激痛が走ると思っただけで、あらゆる行動に制限がかかる。勿論、何か運動でもしようなんてことには絶対にならない。
仕方ない、普段より左手に負荷をかけていこうか、…よし、しばらくは左手生活だ、とか思っていたら、気付いた、なんと左手も痛かった。左手は手首ではなく、掌の中。これは、…想像だにしなかったほど、最低なことだ。
腱鞘炎を治すには、使わないで休める、それしかない。100%それしかないと言い切ってもよい。だから、腱鞘炎は、絶対に治らない。99%治らないと言ってもいい。生活そのものをやめるしかない。もっとも、やめてしまえば正味な話、痛みとか injury とか、そういうものも関係なくなる。
なんだかんだ言って具合の悪い関節が多すぎる。左足首、左手、右人差指第一関節、右薬指第二関節、首(左肩)、そして右手首。あと、両手親指(第二関節あたり)も慢性的に具合がよろしくない。運動不足がその原因の一部であるのはほぼ間違いがないのに、コレではますます運動ができないではないか。
いろんな意味で、弱っている。いきものとして、弱っている。

*1:「重み感」とでも言うべき倦怠感は患部を中心に腕の広範囲にある