真夜中のラブレターは投函してはいけないという。

このエントリは日が替わってから*1書いているわけだが、それでは、夜書いたものが駄目なばかりかというとそんなことはなく、むしろそういうものはどんどん創出すべきだ。

夜の作業の問題点
眠い
集中度が高い(視野が狭い)
確認検証がしにくい
往々にして単独作業

構造的に没入しやすいということだが、勿論これはあっさりと利点に転換されうる。かのマグリットもわざと寝不足状態を作り出し、睡眠と覚醒のギリギリの狭間で創作活動をしたという。日中の様々な抑圧から解き放たれ、理性的自我からも解き放たれ、意外な名作が生まれいずるかもしれない。
ただ、いきなり発表するのは危険すぎる。翌朝以降に検証したほうがいい。内的な、且つ極めてパーソナルで大事な部分を吐露する必要に迫られるラブレターならなおのこと、そのまま投函してはいけないということである。
日記も(わりとパーソナルな部分に近いものであり)、あんまり眠いときに書くと揺り返しがきついので注意…。(ということで以下のアートにも微修正が入っています。)

*1:翌日の始発が動き出して以降という意味で、あしたまにあ〜な的に実質的な翌日。関連アート:http://d.hatena.ne.jp/owl/20050414#hamada