自分の耳の穴が大きいか小さいか、とかいう、どうでもいい研究など

SONY の密閉型インナーイヤーレシーバーを使用しているわけだが、低音やビートの効きが無駄にいいので私(おうる)にはよく合っている。
今回 Premni-II のために新たに購入した DR-EX51S10*1 にはサイズの異なる 3組のシリコンイヤーチップが附属している。標準サイズは M 、それより小さめの S 、大きめの L という塩梅だ。でもって、実際使用してみて標準サイズで全く違和感も無く、使用感も悪くなかったのだが、歩きながらの使用でわりかし頻繁に耳から外れるということが起こった。そこで、ひょっとしたらと思いつつイヤーピースを L サイズに交換してみたところ、低音の効きがさらに良くなった。つまりは、よりフィットしている、ということであろう。
いままで自分の耳の穴が標準より大きいかどうかということについて真剣に考察したことなど無かったが、どうやら標準より大きいらしい。宇宙旅行に行くのでもなければ自分の身体のサイズを正確に把握する必要性など無い。ましてや、ちゃんとした格好をする必要もないこのところ、ウェストのサイズ、首まわりのサイズすら知らなくても何ら困ることのない中、耳の穴の大きさだってかなりどうでもいいところだ。ただ、服のサイズが合っていないことで周囲に直接的な迷惑はかからないが、自分により合ったサイズのイヤーピースを使用すれば電車内などで周囲への迷惑が軽減されるかもしれない。
ヘッドホンを誰かと共用するなどというシーンがあるなら標準サイズを使用するのが無難なのかもしれないが、生憎そういう場面は当分無さそうであるし、自分の聴いている音楽をどうしても他人に聴いてもらいたいシーンなどリアルに想定できないし*2、本来ステレオで提供されている音楽を片耳だけで聴いてなにがどう満足なんだというところもあるし、大体においてヘッドホンを共用するなんて感覚的にはタオルやら歯ブラシやらを共用するに近いものがないか*3。それは違いますかそうですか。
そもそもヘッドホンオーディオなんて自己満足の世界、ワガママメディアなんだから、だったら自分にいいようにいいように、自己完結的な方向を追求するのが正しき道と言えよう。

*1:ASIN:B0006IX74Wターコイズブルーの限定カラー(カラーコードは L)。標準カラー(黒)のスタンダードモデル(/N)は ASIN:B0001CPQD8

*2:音質にこだわらないのならばほら、premini-II にはスピーカー再生機能も付いているし。

*3:別に歯ブラシだって共用したければしたっていいけど、衛生面から奨められた行為ではないらしい